2009-10-16から1日間の記事一覧

どこまでも黒く、あくまでも赤く

art

襖は16面あり、いずれも漆のように光る黒に強烈な赤色が浮かび上がる。寺にはミスマッチにも見えるが、制作を勧めた後藤典生執事(61)は「作品に匂(にお)いがある。匂いは仏教では色彩のコントラストを指し、鮮やかに生きよという意味。寺にふさわしい」…