にいと論議が熱くなってるわけだが

 別に目新しい論を展開できるわけでもないので、おとなしく静観。というか関連トラバやコメントをじっくり読む暇がねーっ。

 ところで「けつこんしたらまけかなとおもつてる」と「はたらゐたらまけかなとおもつてる」は、たぶん同義で、「結婚」の方はその後「マケイヌ」とかいう流行語が出てきたのでちょっとかすんでしまったけど、労働の方はそのあたりどうなんでしょ。来年あたり、労働をやたら賛美するよーな一般受けしやすいきいわあどが出てくるような予感もするな。


 今の20代というと、親世代は40代後半から50代前半? とすると生年は1950年代から60年、あたりか。ということは、ゼンガクレンだ安保ハンタイとかで、既成の価値観をえいやっと壊しつつあった方々が生んだ子供で、にいと世代はその孫にあたる。三代続いたら本物っていうけど、「既存の価値観壊し」という意味では、今の20代っていうのは、ある意味完成型に近づいているんじゃないのか。
 という意味で、「はたらゐたらまけ」がごく特異な意見でなく、価値観として共有(あるいは共感)できる概念になるかどうか、あと1〜2年くらいが勝負のような気がする。勝負ってこたぁないか。
 親世代が60年代中頃で、その子供が大学を卒業しだす頃…えーと、1965年生まれが30歳の時に作った子供が22歳になるのは2007年か。うん、やっぱり2010年頃まではこの問題はもっと大きく、さらに複雑になっているだろうな。…日本が今のまま(少なくとも表面上は)平和だったとして、の話だけれど。


 「完成型」って書いて思い出した。そういえば自分の子供時代、学年誌マンガ雑誌には「未来は自動化がすすんで、人間はあくせく働かなくてもいいようになる」とかいう記事がたくさんあったな。なーんだ、実現してるんじゃん、それ。


 で、にいとにもなれない奴はどうすればいいんだよう。という嘆き節が、今後増えると予測してみるテスト。