R30:NHK「日本の、これから」は逆啓蒙電波だ

見た、といっても実は最後の30分あまりしか見てなくて、しかもちょろっと見ただけで最高につまんなかったしくだらなかったのだが、

一部分の斜め見だけで酷評を浴びせられるテレビ、完結するまえに好きの嫌いの成功だの失敗だのと「消費」し尽くされるマンガ…現代の大衆メディアって不幸だねえ、つくづく。ま、これが「高度情報化社会」ってものなんでしょうね。あのアレだ、一を聞いて十を知るってヤツだな。
で、「一十社会」、つまり消費する側の<先読み・裏読み>がメディアリテラシーのデフォルトってことになると、作り手側としては「物語」をまじめに完結させるコトが馬鹿馬鹿しくなってこないのかな。長編作家にとってはしんどい時代なのかもしれない。