残り4割はいま何処に

欠陥温風機回収、松下電器が国内全世帯に「はがき」
 松下電器産業製の石油温風機による一酸化炭素中毒事故が相次いでいる問題で、同社は、難航している問題機種計15万2000台の回収を進めるため、2月中旬から、全国の全4900万世帯(昨年の国勢調査速報値)と各地の宿泊施設など1100万か所に、回収への協力を呼びかけるはがきを郵送する。

 経済産業省によると、企業が製品回収のため全世帯を対象に郵便物を送るのは極めて異例。

 同社によると、はがきには問題の温風機の写真や、同社が24時間体制で問い合わせを受け付けているフリーダイヤル番号(0120・872・773)を印刷する。あて先を特定せずに各戸に郵送できる日本郵政公社のサービスを利用するという。

 同社は昨年11月末、経済産業省から製品回収の緊急命令を受けて回収作業に取り組んできたが、所在が確認できたのは約6割の約8万9000台にとどまっている。
(2006年1月12日12時38分 読売新聞)

●すでに捨てられている/死蔵されている
●テレビも新聞も見ない生活
●自分ちは関係がないと思いこんでる
えーと、あと考えられる理由は何だ。ハガキが来ても見ないって人もたくさんいると思うが、やれることは全部やりました、という企業姿勢を見せるのは重要ですわね。