冷凍保存と蘇生

両親の冷凍保存やめよと判決(共同通信)
 【パリ共同】科学が進歩すればいつか両親を蘇生(そせい)できるとして遺体を冷凍保存しているフランスの男性に対し、同国の行政裁判の最終審である国務院は12日までに、冷凍保存をやめて土葬か火葬に付すよう求める判決を言い渡した。男性は1984年に死亡した母親と2002年に死亡した父親の遺体を、マイナス65度を保つ安置装置に納めて自宅地下室に保存している。
[共同通信社:2006年01月12日 13時25分]

どっちかというと宗教というか信仰に属する事柄だと思うんだが。ま、行政側としては困った事態であることには違いあるまい。
21世紀になればあらゆる科学技術が飛躍的に進歩しているはずだという、二十世紀少年たちのSFの夢はこうしてまたひとつ崩されていく。