入院患者刺殺の男が死亡・東京(共同通信)

 東京都墨田区の白鬚橋病院で昨年12月、入院患者が別の患者2人を刺殺した事件で、警視庁が殺人容疑などで逮捕した無職浅見満容疑者(60)=墨田区=が21日朝、肝不全のため入院先の病院で死亡した。

哀しいなあ。
 
死を目前に控えていた犯人に対して、それまで周りの人たちは具体的にどう接していたんだろう。そこが気になる、というか非常に大きなポイントだったような気がする。
第一報では「普段からベッドをのぞかれ、頭にきていた」との供述を掲載している。このあたりがカギではないか。
報道記事でしか知らない事件なので見当違いもはなはだしいかもしれないのだが、ひょっとして病院側に「死にゆく者への尊厳」が欠けていた可能性はなかったか。
一個の死をおろそかにするということは、一個の生をおろそかにすることと同義だそ。