なんでも評点:60年前のたった2日間の恋の続き

いくら人生経験豊富な二人とは言え、一緒に暮らし始めると幻滅することがいろいろあったりするのではないかとか思わないのでもないのだが。

おたがい、自分の人生のゴールがそろそろ見えてきていると自覚しているのであれば、そのへんは大丈夫なんじゃないかなあと。
相手に何かを求めるのではなく、すぐそばに相手がいると言うだけで幸せ、という、ごく純粋な愛をかたちづくることができるんじゃないか、と思ったりするわけです。
 
今は離ればなれだけれども、もしも運命が許してくれるのなら、生涯の終わりにもう一度ふたりだけの時間を過ごしたい…そんなふうに思える相手がいるだけでも、たぶん、幸せな人生だと思う。