R30::マーケティング社会時評:過去のことは忘れなければならない、あるいはknowledgeの生まれる場所

で、いわゆる<まとめサイト>が重宝されることになる。というか、もうすでに有り難がられているんだけれども。人工知能の発達って、そういう方面に向かわないのかな。いま検索エンジンが担っている仕事は、将来的には「検索して、要約」まで行くんじゃないだろうか。って、何の根拠もない予想ですが。
 
で、人間ひとりのもつキャパシティって、昔も今もそんなに変わらない。ネット上の資産をフルに活用できる人間はなにか超人的な能力を持つかのようなイメージかもしれないけれど、そのぶん、他のところが欠落していたりするだろう。

いまネット上では、30歳超えたあたりの方々がいちばん元気なように思う。インターネットの可能性を、もっとも純粋に信じている人たちのような感じもする。で、あと10年くらいたって下の世代が出てきたときに、彼らがどういうコトバを持っているか、何を信じているか(やはりネットなのか、それとも別のなにかか)に興味が出てきた。ネット上の資産が知の財産として受け継がれる価値のあるものなのかどうかがわかるのは、たぶんその頃になるのではないか。