どこまで課金するのかねえ?

iPod課金は継続審議 文化審、中間報告作成を断念[2005年07月28日20時24分]
 iPodなどの携帯デジタル音楽プレーヤーを私的録音録画補償金の対象に加えるかどうかを議論している文化審議会著作権分科会の法制問題小委員会は28日の会合で、来月末までにまとめる予定だった中間報告の作成を断念し、継続して審議することを決めた。1台500円程度の課金が想定されていたが、制度自体の問題点が指摘され、賛否が分かれたため。9月上旬までに、審議経過を集約して結論を明記しない報告書を作り、これをもとに国民から意見を募集する。
 一方、日本音楽著作権協会日本レコード協会など音楽関連の7団体は会合後に合同で会見し、携帯プレーヤーへの課金を速やかに決めるよう訴えた。「携帯プレーヤーは2万曲も録音でき、権利者が失っている利益は計り知れない」「著作権について定めたベルヌ条約に違反する」などと課金の必要性を強調した。

>「携帯プレーヤーは2万曲も録音でき、権利者が失っている利益は計り知れない」
うわあ、まったく意味不明な発言だ。これではユーザーの反発招いて当たり前ですな。
きっと奴らは、できることなら「視聴税」っつーか、曲を一回聴く毎にまんべんなく集金できるような仕組みをつくりたいんだろーな。現実論としては不可能なんだけどさ。つーか、ベルヌ条約自体が現実にそぐわなくなってるんであって、頭を切り換えるべきはそっちではないのかと。
 
しかしなんですなあ。どーも「<ビール>→<発泡酒>→<その他の雑酒>へと、どんどん逃げていくメーカー/消費者」vs.「度重なる酒税改正でどこまでも追いかけてく国税局」みたいな構図になってますなあ。やれやれ。