伝説の女王になれるか

女子は世界女王のイリーナ・スルツカヤ(26=ロシア)が193・24点で2連覇を果たした。7度目の優勝で、ソニア・ヘニーノルウェー)とカタリナ・ビット(当時東ドイツ)を抜き、優勝回数で歴代単独1位となった。エレーナ・ソコロワ(ロシア)が177・81点で2位、カロリナ・コストナー(イタリア)が172・45点で3位だった。

ネットでは掲載されていないが、紙面によると、冬季五輪の歴代女王は1936年のソニア・ヘニーの23歳(このひと3大会連続金だ)が最高齢なんだそうだ。スルツカヤトリノ開幕前日に27になるから、もし悲願達成となれば、これまでの記録を大きく塗り替えることになる。
ここ最近の三大会は、バイウルにしろヒューズにしろみな15,6歳ばかりで、個人的には非常に物足りなく思っていたところ。今大会、米国のコーエン、クワンも20代半ばだし、日本では村主が同世代か。誰が表彰台に上るにせよ、トリノでは70年ぶりのヘニー越えが期待できそうかな。