言葉とか日本語を愛するかという人間は、なぜ生まれ出る新しい言葉の誕生のその場に驚愕しないのか

人間は本質的に保守的な存在だしなぁ。
 
コミュニケーションの道具とするならば、相手に通じなければ不的確なわけで、新しい言葉はその意味で道具としてはなはだ不十分な面がある。というか、新語を実用的な道具に仕立て上げるためにはある程度の時間が必要。
というか「驚愕」してるんじゃないかな、みんな。だからこそ毛嫌いしているんじゃなかろうか。日常生活に驚愕なんて激しい感情は不要でしょ? 「新しい言葉」を下品に感じ嘲笑し毛嫌いするのは、だから本能として全く正しいと思う。その言葉に徐々に免疫ができ、抵抗がなくなってはじめて実用としての言葉になるわけで。もっとも、そうなる前に消えてしまう「流行語」の方が多いんだけど。