まあそんなもんでしょ

五輪、平均視聴率ワースト2位(共同通信)
 トリノ冬季五輪の視聴率は、NHKが平均8.3%(関東地区)、民放が平均7.1%(同)で、1972年の札幌五輪以来、冬季五輪としては過去最低だったソルトレークシティーに次ぐ低視聴率だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。日本選手の成績が振るわなかった今回、後半は一けた台の視聴率が続いたが荒川静香選手が金メダルを獲得したフィギュアスケート女子フリーで31.8%を記録。[共同通信社:2006年02月28日 12時20分]

冬季五輪はもともと人気がないんだってば。視聴率を期待する方がアフォかと。
てか、以前「活字離れ」が話題になったことがあったが、今メディアは「テレビ離れ」を恐れているんだろうな、とは思う。現在のテレビの壊れっぷりをみていると、なんというか「断末魔の悲鳴」めいたものを感じてしまう。
もちろん、一時騒がれていた「活字離れ」にせよ、単に新聞や本を買わなくなったというだけで情報そのものはネットで仕入れているし、そこで読み書きしている以上「テキスト」を捨ててしまったということではない。同じように、「テレビ離れ」といっても映像メディアで他に面白いコンテンツがあるからそちらに行っているだけで、要するに旧来メディアが時代に追いつけないことを、自らが騒いでいるだけではあるだろう。
個人的には、テレビは芸能人を捨てればいいと思う。少なくとも「一億総タレント化」みたいな発想は、いいかげんやめるべき。そうすれば、まだ助かる道はあるかもしれない。まあ、そこまでの「自己改革」ができる度胸があるなら、もっと早くに変わっているはずなんだけど。