吉川英史さん

日本伝統音楽研究の第一人者、吉川英史さん死去
2006年04月17日22時02分
 吉川 英史さん(きっかわ・えいし=日本伝統音楽研究家、東京芸大名誉教授、本名英士)が13日、老衰で死去、97歳。葬儀は近親者のみで済ませた。「お別れの会」は25日午後3時から東京都新宿区南元町19の2の千日谷会堂で。喪主は妻節子さん。連絡先は日本伝統音楽振興会(03・6824・3336)。
 日本伝統音楽研究の第一人者で、東京芸術大学邦楽科設立に主導的な役割を果たした。93年に文化功労者東京大学、米・ミシガン大学などで教鞭(きょうべん)をとるかたわら、邦楽の深みを一般の人々に伝えることにも意欲を燃やし、NHKなどのメディアに積極的に登場した。
 72年に紫綬褒章と放送文化賞、79年に勲三等瑞宝章、東洋音楽学会会長、文化庁芸術祭執行委員長などを歴任。主著に「日本音楽の歴史」「宮城道雄伝」「邦楽鑑賞入門」など。

遅ればせながら、なんですが。
97歳、大往生としていいんでしょう。お疲れさまでした。