やがて廃れゆく風景に

京都市の屋上広告規制、広告5団体が「待った」

 景観保全に向け屋上広告と点滅式ネオンの使用を市内全域で禁止する方針を打ち出した京都市に、屋外広告業界から待ったがかかった。約4300社で組織する全日本屋外広告業団体連合会(日広連)など5団体は19日、同市を訪問して実施時期の先延ばしなどを要望する。日広連は「全国的な規制の広がりを危惧しており、十分な事前協議を求める」と話している。
 要望するのは、このほか日広連の地域組織である近畿屋外広告美術組合連合会、京都府広告美術協同組合と、全日本ネオン協会、関西ネオン工業協同組合。
 18日に開かれた京都市美観風致審議会で、同審議会の委員を務める京都府広告美術協組の上出皓一郎理事長が明らかにした。(21:00)

記事中の太字は引用者による。「先延ばしを要望」「全国的な広がりを危惧」って表現があるところをみると、やってるほうにも罪悪感みたいなのがある気が。身体に悪いとさんざん言われつつもたばこ売ってるようなものだろうか(違)。
いずれにせよ、規制などナンセンスと言わんばかりの猛反対、という風でもなさそうなのが面白い(面白いって言葉が適切かどうかわからんが)。いずれは屋外広告も廃れゆく風景のひとつになるんだろう。この先何年後、あるいは何十年後かしらないが。