飛行機はいろいろタイヘン

空港一気飲みが新流行?国際線で液体物制限スタート

 航空機への液体物の持ち込み制限が1日、日本発の全国際線で始まった。

 飲料水や化粧水などが対象で、100ミリ・リットル以下の容器に入れた上、容量1リットル程度の透明な袋に入れれば、1人1袋だけ手荷物として機内に持ち込める。また、保安検査場では上着を脱いで機械に通すことも義務づけられた。

 成田空港出発ロビーでは、あわててペットボトル入りの飲料水を飲み干す人の姿が目立った程度で大きな混乱はなかった。利用客は手際良く手荷物を取り出したり上着を脱いだりして、検査に応じていた。韓国人留学生の金敏植(キム・ミンシク)さん(25)は「面倒ですが、安全のためには仕方がない」と話していた。

どうでもいいけど、なんでこの本文でこんな見出しになるのかねぇ。「一気飲みが新流行?」ってどこも流行してないじゃん。この見出し考えた記者はバカか。

ところで、飛行機といえばこういうニュースも。

欧州エアバス、1万人削減・工場売却などのリストラ策

 【ロンドン=中村宏之】欧州航空機製造大手エアバスは28日、1万人の人員削減や工場の売却などを柱とする大規模なリストラ計画を発表した。

 「パワー8」と名付けられた同計画では、2010年までの4年間に仏、独、英、スペインの各国で計1万人を削減する。国別の削減数はフランス4300人、ドイツ3700人、英国1600人、スペイン400人。また、欧州にある16の製造拠点のうち独仏英の各国に立地する6工場について売却や外部からの投資受け入れなどを行う。

 一連の計画により、07年からの4年間で計50億ユーロ(約7800億円)のコスト削減を目指し、10年以降は年間コストを現在より21億ユーロ(約3300億円)少ない水準に抑える方針だ。

 エアバスは最新鋭超大型機A380の製造と航空会社への引き渡しが大幅に遅れたことや、ドル安・ユーロ高の影響で業績の悪化に直面しており、コスト削減を実現するための大胆なリストラを迫られていた。
(2007年3月1日10時47分 読売新聞)

911テロ以降、飛行機はどんどん「快適じゃない」乗り物になっていってる気がする。エコノミークラス・シンドロームが騒がれ出したのも今世紀に入ってからだったか。いや、あれはもう少し前からあった言葉だっけか。
経営のことはよくわかんないけど、エアバス社など製造会社に限らず日本の航空会社も相当タイヘンなんだろうなと思う。日本発着便も一時にくらべてずいぶん整理されてきているらしい。まあ、トランジットがあたりまえって感覚でいられればどうってことないんだろうけど、ノンストップ便があるならそれに越したことはないしねぇ。
…などと言いつつ、飛行機なんてふだん全く乗らないからどうでもいいっちゃどうでもいいんだけどさ(笑)。
それにしても、いろんなことが便利になって「地球は狭くなった」と言われるようになったのはいつ頃からだったか、現在は、狭くなってはいるけどそのぶんずいぶん窮屈にもなってるって感じかな。ネットのおかげでヴァーチャルでは極端に狭いけど、そのかわりリアルでは遠くなってる、みたいな。