ブランドビジネスってか

tongariyama2009-09-18

利休の茶つぼ「千種」、6千万円…米で落札

 【ニューヨーク=吉形祐司】安土桃山時代の茶人、千利休が品質を認めたとされる名物の茶つぼ「千種(ちぐさ)」が17日、米ニューヨークで競売に掛けられ、予想額を大きく上回る66万2500ドル(約6030万円)で落札された。競売商クリスティーズによると、落札者は米国の団体で、予想落札額は10万〜15万ドルだった。

 また、千利休の作とされる茶しゃく(茶さじ)も、3万〜4万ドルの予想を上回る6万ドル(約546万円)で落札された。
(2009年9月18日10時57分 読売新聞)

落としたのは<米国の団体>??? よくわからん微妙な表現だな…と思ったら、なんだ、スミソニアンだったのか。それならそうと書けよな。

徳川綱吉らの茶壺に6千万円 NYの美術館が落札

2009年9月18日10時45分

写真:落札された大名物唐物茶壺「千種」=クリスティーズ提供

 【ニューヨーク=田中光安土桃山時代から伝わる大名物(おおめいぶつ)唐物茶壺(ちゃつぼ)が、ニューヨーク・クリスティーズで17日、66万2500ドル(約6千万円)でワシントンのフリア美術館に落札された。クリスティーズによると、「これだけ保存状態がいいものが市場に出るのは珍しい」という。

 落札された茶壺の銘は「千種」で、高さ約42センチ。南宋―元時代に中国から伝わったとみられ、徳川綱吉ら代々の持ち主が判明している。

 戦国時代の茶人・千利休が持ち主にあてた手紙がついているうえ、織田信長に重用された堺の茶人の今井宗久や、豊臣秀吉の側近として知られる茶人の神屋宗湛たちの茶会記にも登場する品だという。

 クリスティーズの日本・韓国美術部門長の山口桂さんは「最近、米国では茶道に対する関心が、どんどん高まっている。日本で競売するより、3倍近い値段が付いた」と話している。

「あの千利休の目利き」という“ブランド”に価値を認め、お金を出す人々。桃山時代の京の商人たちとたいして変わらんのかも。