シャッフル・シャッフル!

iPod shuffleの品不足から想像するアップルの販売戦略:裏編集後記
今日ようやく実物を触ってきた。もちろん購入はできない。梅田ヨドバシでは29日発売予定とあって予約を募集していたが、予約してまで買うこともないだろう。2〜3ヶ月もまてば、どこでも山積みになっているだろうし、それに半年後か一年後か、いずれそのうち2GB版が出ると(勝手に)踏んでいるんで(1.5GBを音楽用に、500MBをデータやりとり用に割り当てるって感じかな)、そのときに買っても遅くはないかと。近いうち旅行に出るとか長時間電車に乗るとかの予定があるんだったら、今すぐにでも欲しいけど。
上にリンクしたブログ(裏編集後記)には使用レビュー(こちら)が載っていて、とても参考になった。「レゴみたい」というのは、実機を触ってみてなるほどと同感。でもこのカジュアルさがこの製品の魅力なんだとも思う。同じフラッシュメモリタイプの音楽プレーヤーをいろいろ見て回ったが、どれもオーバー・デコラティブ、カッコつけすぎ。こういう製品はガンガン使って傷だらけのボロボロになるまで使い倒してこそいいんじゃないのと思うので、傷のつきやすいプラスチックで、傷や汚れが目立ちやすいホワイトで、すぐに壊れそうな感じのちゃちさで、というプロダクトデザインはすごく割り切っていていいと思う。<お気に入りの音楽とつきあうって、そういうカジュアルさがいいんだよね、アルミだのなんだの使って「高級感」を演出したプレーヤーだと、なんだかよそよそしいよね。>…というAppleのメッセージが、このプラスチックの箱に込められているように思うのだ。
 
にしても商品名に「シャッフル」を使うってことは、逆に言えば従来機ではシャッフルモードはあまり使われていなかったということなのかな。私にはそちらの方が不思議だ。あのぅ、ワタクシ3000曲近くを常にフルシャッフルで聴いているんですけど。ていうかiPod買ってから3年、アルバム一枚を通して聴くなんてことがすっかりなくなったんですけど。やっぱこういう使い方ってごく少数派なんでしょうかしらん。…ま、音楽の聴き方なんて好きずきなんだから、別にいんだけどね。