Excite エキサイト : ニュース:フォークダンスは絶滅の危機なのか?

今は趣味が多様化かつ専門化しているから、ふだん興味ない人にとってはFDなんて無いも同然、というのもよくわかる。でも、いったん足を踏み入れてみると、そりゃもう濃いのなんの、アキバのヲタも負けるかも、てなくらいの人がゴロゴロいるし(老いも若きも男も女も、日本人ってつくづくマニアックな国民性だなあと)。

フォークダンスは愛好家たちの間では「FD」と呼ばれており(※フロッピーディスクではない!)、北海道から沖縄まで全国にある日本フォークダンス連盟支部の指導者のもと、サークル活動を行なっている人がなんと約200万人。中心は子育てを終えて一息ついた40〜 60代ほどの世代で、そのうち女性が9割以上を占めるのだとか。ちょっとしたハーレム状態?

たしかに、昔ながらの“レクリエーションフォークダンス”は徐々に高年齢化していってるのかなとは思う。けれども、より本格的な民族舞踊(民舞)は、大学のサークルを中心に若い世代でますます活発になってきているんじゃないかな。東欧とかバルカンの変拍子モノなんて、若いうちにしかできないような激しいダンスだしねえ。