金額の多寡とか

ハリケーン被災者支援番組、視聴率の割に募金額は意外と小粒

 [ロサンゼルス 14日 ロイター] ハリケーンカトリーナ」の被災者支援のための音楽番組が複数放送されているが、中でも最も多くの視聴者数を記録した9日放送の「嵐からの避難:湾岸地域のためのコンサート」は、約3000万ドル(約33億1600万円)の支援金を集めた。ただし、1週間前に放送されたこれより小規模の同様の番組が集めた金額は下回った、という。主催元が14日発表した。
 9日に放送された「湾岸地域のためのコンサート」は、主要6局を含め全米29局で放送され、ニールセン・メディア・リサーチによると各局平均で2200万人以上が視聴した。世界140以上の国や地域で放送され、多数のラジオ局とウェブサイトにも流れた。
 一方、2日に放送されたNBCテレビのコンサート番組は、視聴者は大幅に少ない約850万人にとどまったものの、募金のほうは約4000万ドル(約44億2500万円)を集めた。
 2つの番組による募金を受け取った米赤十字の広報担当者は、「テレビ局各社の支援に大いに感謝します」と述べた。
 「湾岸地域のためのコンサート」が集めた募金額が意外に小粒だったことについては、最初に放送された支援番組の1週間後の放送だったことを理由の1つとして挙げた。2日放送のNBCの番組では、ラッパーのカニエ・ウエストがブッシュ米大統領とメディアについて、人種差別をしていると批判し論議を呼んだ。
(ロイター) - 9月15日15時20分更新

 
ふうむ。時間をかけて大物集めるよりも、とにかく速攻でやっちゃう方が効果的だったと。
 
まあ、この種の企画は一にも二にもタイミングでしょう。それも、素早いほうが良い場合もあれば、一定の時間を置く方がより良い時もあって、どちらも「適切な時期」というのがあるはず。そのへんの見極めが上手にできるのが、有能なプロデューサーってことなんでしょうね。