京都市、高さ規制見直しへ

京都中心部、建物の高さ制限45→31mに…市長方針
 京都市の桝本頼兼市長は19日、市中心部の建物の高さ制限を、現在の最高45メートルから、31メートルに見直す方針を明らかにした。
 三方を山に囲まれた京都の景観を守るには低層の街並みの維持が必要と判断した。
 ビルでは10階建て程度にあたり、市は「都心部でこれほど厳しい高さ制限は全国的にも珍しい」としている。
 見直すのは、中心部の中京、下京両区内にある御池、四条、五条、河原町、烏丸、堀川の6つの幹線道路沿い。これらの道路に囲まれた地域などは「木造2階建ての京町家が多く、京都の生活文化を伝える特徴的な地区」として現行の最高31メートルを15メートルに引き下げる。
 新たな建設や建て替えに、今回の制限が適用されるが、シンボル的な建物は例外扱いにすることもあるという。都市計画審議会の承認を得て、来年度から適用する。
 ともに60メートルビルの、京都ホテル(現・京都ホテルオークラ)や京都駅ビルの建て替えでは、京都仏教会が反対運動を展開。経済界からは高さ制限緩和を求める声が出た。その後、市が京都駅より南側の一部地域で高さ規制を撤廃するなどしたため、経済界からも中心部の高さ制限を容認する発言が出ていた。(2006年4月20日0時17分 読売新聞)

盆地やさかいなあ、あんまり高ァいビルばっかり建つと、なんや知らんこゥ息が詰まるような感じになるんどっしゃろうなあ。…まぁ、ナニを今更みたいなお話どすけど。


京都駅ビルとか京都タワー展望台から市内方向を眺めると、五条通で視界が遮断される。要するに、下京区に高い建物が集中しているのだ、ということがよくわかる。
そこから上(かみ、と読む)は、どうだったかな。あまり見えないということもあって、よくわからなかったような。
と、ふと思いついてGoogle Mapで京都駅からの眺めを再現してみようとしたがダメだった。高さ情報まで入っているわけないしね。ていうか、これで高さまで再現されたら凄すぎ。

Googlemap

実際はもっと低い。これじゃあ京都タワーの3〜4倍くらいの高さ鴨。
ていうか、北山はこんな風に見えません。