おー、サハがニュースになっとる

極寒のロシア・サハ共和国 若者が日本向け雑誌計画
2006年09月12日17時46分

 国土の4割が北極圏にあり、世界一寒い国といわれるロシア・サハ共和国。この国を日本人にもっと知ってもらおうと、大学生らが日本向け雑誌の編集に挑んでいる。サハ政府からの補助も受け、10月にも完成予定。現地では、アニメやポップスを通じて日本に親近感を持つ人も多く、日本へ注ぐ視線は熱い。
首都ヤクーツクの中心地から少し離れたアパート群の一室。芸術系の大学を目指すアレキサンドル・スウエシニコフさん(19)の自宅に、編集長でヤクート国立大に通うダビドフイゴールさん(19)ら、雑誌作りの仲間10人ほどが集まる。
 パソコンの画面には、インターネット経由でダウンロードしたアニメが映し出され、壁には「新世紀エヴァンゲリオン」など日本アニメのポスターが何枚も張られている。
 旧ソ連時代、同共和国では外国人の入国が制限されていた。だが、ソ連崩壊後、日本のサブカルチャー情報が流入。96年ごろから、「セーラームーン」や「ポケットモンスター」など日本のアニメがテレビ放送され、人気に火がついた。イゴールさんは「こんな完成度の高いアニメを作る日本人はどんな民族なのか、たくさんの若者が日本に興味を持つきっかけになった」と目を輝かせる。
 ヤクート国立大の日本語講座には60人ほどが学び、学内でも人気科目。最近は、浜崎あゆみのファンクラブもロシアで初めて設立されたという。
 スウエシニコフさんは「日本はモスクワよりずっと近い。僕らにとって最も身近なあこがれの先進国なんです」と話す。
 雑誌には、アニメの主人公に扮して競う今秋の「コスプレ」大会や、サハ最大の催しである夏至祭りの様子、馬肉を使った民族料理の紹介記事などを盛り込む。
 一方通行の日サ関係から、相互交流へ。そんな思いを込めた雑誌名は、日本語の音そのままの「レンメイ」。イゴールさんらアニメファンのサークル「アニメ連盟」と、同時に日サ両国の結びつきをイメージした。
 雑誌はサハ政府から6万ルーブル(約24万円)の援助を受け、日本と国内向けに2誌作る。国内向けは1000部発行を計画。日本での発行に向け、日本側のサポートも求めている。
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 〈キーワード:サハ共和国〉 ロシア人、ヤクート人や北方少数民族を含めて80の民族が暮らす。面積は310万平方キロでロシア全土の5分の1弱を占め、人口は約100万人。気候は大陸性で夏は40度、冬は零下50度と寒暖の差が激しい。同国内のオイミャコンでは、人が定住している場所での世界最低温とされる零下71.2度の記録がある。ダイヤモンドなど地下資源が多いことでも知られる。

サハ好きの日本人も結構いるはずなんだけど、お互い興味の対象が全く違うので、↑の記事の人たちとは会話が成立しないかも(^_^;)
あーサハ行きてぇ。トゥバにも行きてぇ。やっぱユーラシアですよユーラシア。