モナリザには謎がいっぱい
仏美術専門家、「モナ・リザ」は出産したばかりだったと発表(ロイター)
[オタワ 26日 ロイター] フランスの美術専門家が26日、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画「モナ・リザ」のモデルとなった女性は、次男を出産したばかりだったと発表した。
カナダの科学者チームが特殊な赤外線と3D技術を利用し、これまで解析できなかった絵の具の層を解析し、発見した。
French Museum's Center for Research and Restorationのブルーノ・モッティン氏によると、細かい調査の結果、モナ・リザのドレスが薄い透明のガーゼ布によって覆われていることが判明したもよう。
同氏は記者会見で「16世紀前半、イタリアでは妊婦や出産したばかりの女性がこのようなガーゼのドレスを着ていた。この絵画は暗く、調査が困難と判断されていたため、これは今まで分からなかった。この結果、この絵画はモナ・リザの次男の出産を記念して描かれたものであると言えるため、この絵画が描かれたのは1503年頃だと推定できる」と述べた。
「モナ・リザ」のモデルとなった若い女性はフィレンツェの商人、フランチェスコ・デ・ジョコンドの妻、リサ・ゲラルディーニさんであるとされている。彼女は子供を5人出産した。
「モナ・リザ」は現在、パリのルーブル美術館で保管されている。
[ロイター:2006年09月27日 08時55分]
へー、そうなんだ(棒読み)