フェスティバルホール、建てかえへ

中之島に2つの超高層ビル 朝日グループ再開発構想発表
 朝日新聞社とグループ企業の朝日ビルディングは2日、フェスティバルホール朝日新聞大阪本社の入る両社所有のビル3棟(大阪市北区中之島2〜3丁目)を、二つの超高層ビルに建て替える「中之島プロジェクト」を発表した。建て替えに伴い、フェスティバルホールは08年秋ごろに一時閉館し、いまと同じ2700席の規模で、最新鋭の音響・舞台設備を導入して、13年度完成予定のビル内に新装オープンする。

 中之島地区は大阪市の中心に位置し、オフィスビルのほか大阪市役所や大阪国際会議場などがある。ここ数年、高層ビルの建設が相次ぎ、09年春までに京阪中之島線が開通するため、再開発の流れに歩調を合わせる。

 建て替えるのは、四つ橋筋を挟んで西側にある大阪朝日ビル(築75年)と朝日新聞ビル(築38年)、東側の新朝日ビル(築49年)。

 フェスティバルホールの入る新朝日ビルは09年度中に解体。ここ東側にできるビルには、低層階に新フェスティバルホール、中層階に朝日新聞大阪本社や関連会社が入居する。総工費や高さについては大阪市など関係機関と協議し、市都市計画審議会を経て今年中に決める予定。大阪市都心部で最大級のビルになる見込みだ。

 西側のビル2棟も、10年代後半には超高層のオフィスビルにする方針。現在、朝日新聞ビルに入る印刷工場は、新工場を建設し、印刷機能を移転させる。

 フェスティバルホールは、58年にオープンした多目的ホールで、朝日新聞社主催の「大阪国際フェスティバル」の会場でもある。同フェスティバルは08年春に50回の記念公演を開くが、建て替え期間中の開催については未定。世界的にも評価の高い音響については専門家チームをつくって再現に取り組む。

 ツインタワーとなる超高層ビルは、水辺の景観を生かした設計とし、最新の防災耐震技術も採り入れて、地域の防災拠点の役割も担う。京阪中之島線渡辺橋駅大阪市営地下鉄四つ橋線肥後橋駅をつなぐ中之島地下街の整備も進め、新たな「にぎわい」をつくりだす。

フェスティバル、音響はたしかに良いんだけど、設備的には老朽化が目立ってたからなー。
ま、せいぜいいいホールを造ってくださいまし。期待してます。
ついでに、記事にもあるけど地下街の再整備と地下鉄駅からのアクセスも良くしてくださいな。
西梅田(梅田)から地下街で直通できれば、雨の日も安心なんだけど。
ていうか、中之島淀屋橋ってもう梅田圏内だもんなあ。