増えたなあ、自転車屋

以前ツイッターでつぶやいたこともあるんだけど、ふと気が付けば自転車屋さんの増えたこと増えたこと。久しぶりに(といってもせいぜい1〜2ヶ月ぶり)通った大きめの道路沿いには、必ずといっていいほど「え、こんなところに」自転車屋さんができている。それだけ需要があるからなんだろうけど、あまりにバブルすぎやしないか。いつつぶれるんだ。自転車に全く関心がない身としては余計な心配までしてしまう。


自転車が増えると当然ながら事故も増えるわけで、今朝も通勤途中にクルマとの接触事故を一件、目撃した。目撃といってももう警官が来ていた段階なので事故の瞬間じゃないんだけれど。
自転車は、歩行者にとっても、自動車の運転手にとっても、かなり危険な存在だ。その危険性は、バイク並みのスピードを得られつつ、降車すれば歩行者と同格になる(でも前後のスペースは普通の歩行者の数倍取る)という多義性に依っている。状況に応じてどうとでも変われる存在というのは、そうではない立場からみれば相当あぶないものである。
現在、自転車専用の通路を確保している道路など無いにも等しいくらい少ない現状で、我が物顔で時にびゅんびゅん、時にふらふらと走られたら、そりゃ自転車乗り以外からすればコワイに決まっている。ていうか同じ自転車乗り同士でもけっこう怖いんじゃないか。そういや歩道を走るべきか車道を走るべきか問題もいまだ全国共通ルールになってないと思うのだが、どうなんだろう。


どうにかならないものかとは誰しも思うものの、どうにもなれない現実の方が大きく、であるからには、双方のフラストレーションや交通事故は今後も増えてく一方なんだろうなあ。