遠くへ行きたい?

相変わらず「移動中」の夢をよく見る。先日は沖縄から帰るところで、ちょうど台風のニュースがテレビを賑わしているときだったのでその影響があったんだろう、夢の中では那覇空港は何事もなく動いている。が、自宅に帰るのになぜか那覇から札幌へ飛び、そこから電車で京都に向かうという方法しかないという設定で、夢のなかでわたしはずいぶん困惑していた。何時間かかるのか想像もつかない。つか金は足りるのか。途中どこかで宿泊することになるのではないのか、あるいは車中泊なのか、それよか腹が減ったがどこか食事ができる店はないのか…などなど、空港内をうろうろしているうちに目が覚めた。
ぼんやりした頭で夢を反芻しているうちに気が付いた。「今からどこかへ旅立つ」というよりも「帰路の途中」でわけわからん事態に遭遇している夢のほうが多くないか。家へ帰りたいのに辿り着けない。
そういや「遠くへ行きたい」という題名の歌もあったけど、「帰りたい帰れない」という歌もたしかあったよなあ…などと考えているうちにまた眠りに落ちた。