グランフロント大阪雑感

覚え書き程度に。

GWの連休中に行ってきた。けっこう意外だったのが
・狭い
このひとことに尽きる。で、その結果、
・店舗数は多いがひとつひとつが小さい
・導線悪い
・空調悪い

エスカレーターが狭く、大量の人を裁き切れていないからエスカレータに乗るのだけでも行列を作らなければいけない。火事とか大地震とか起こったら、たちまち将棋倒しで二次災害は確実じゃなかろうか。
いまはオープン直後で特に人が多いので、落ち着いてきたらもっと快適になるのかもしれないが、防災上の理由で入場制限を行ってもよかったんじゃ、と思うほどに危険を感じた。
店舗がそれぞれ小さく店舗数が多いのは、たぶん賃料が高いからだろうが、なんかダイジェスト版を眺めているような気分になった。賃料が高いと言うことはそれだけ生存戦略もシビアでタイトに違いない。今後半年・一年たってどれくらいの店や取り扱い商品が淘汰されるのか、見ものではある。
飲食店は軒並み大行列で、並ぶ気にもなれない。なにより空気が悪いので、ビル内で飲食する気にもなれない。
想定外の人出のせいなのか、どの階も空調が悪く、息苦しかった。特に7階だっけ、飲食フロアは煙やら食べ物の匂いが充満していて、さらに気分が悪くなる。9階の展望台に出てやっと一息つけた。風は強かったが中にいるよりよっぽどまし。ま、軽食程度なら、テイクアウト品を持って、北側の分譲マンションに接した公園あたりで食べるのがベストだろう。ちゃんとした食事をしたければ来月オープンするホテルへ行くか、別の場所に移動すべき。


まとめると、グランフロントは総花的な「大阪のショウルーム」的な役割を果たせばいいのであって、けしてそれ以上のものを求めるべきではないのだろう。人出はやがて落ち着くだろうから、寂れてからもう一度行きたい。
そういえば6月までだったかな、米朝アンドロイドが展示してあって、はじめて実物をみた。不気味の谷っていうんでしたっけ、たしかに気持ち悪い。目だけでなく口が開いたらもっとよかったのに。