もうすぐ10万キロ

今乗ってるバイク(というかスクーターだけど)が、もうすぐ総走行距離10万を突破する。2006年7月から乗り始めたので、およそ7年半で達成することになる。以前乗っていた250ccの「スズキSW-1」は同じ距離を11年かけてクリアした。さすがに半分の時間でとはいかなかったけれども、自分的にはそれなりにハイペースだ。
排気量400ccのスクーターなのでとにかくラク、バイク用ETCを付けているので以前よりも高速道路に気軽に乗れるようになった、などなど、距離が伸びた理由としてはいろいろな要因がある。ただ、大型スクーターは外装が重く小回りがきかないこと、また横風の影響もモロに受けやすいので、そんなに安定して走りやすい躯体ではないこともよくわかった。荷物がたくさん積めるのは非常に重宝しているんだけれども、かといって不満がまったくないわけではない。
なので、10万キロをメドにまた新しいバイクに乗り換えてもいいんだけど、半年ほど前にエンジン回りをすっかり替えてしまって今はすこぶる調子がいいし、なにより新車を買うにはちとフトコロが寂しい。さすがにさらに10万キロというワケにはいかないだろうけど、せめてあと5万くらいは乗り続けたいかな。以前に比べて長距離を走る機会がうんと減ったので長くてあと4〜5年といったところか、とはいえエンジンだけ新しくなっても他のパーツの劣化は避けられないだろうから、もってあと3年くらいでダメになるかもしれないんだけれども、とにかくなんとか息長く乗り続けるつもりではいる。
それまでに一目惚れしてしまうような新製品が出たら後先考えずに買い換えてしまうかもしれないけど、なにせオートバイ業界もずっと不景気だしねえ。
山間部の人気のない林道を走るのが好きなので次はオフロードバイクもいいなあ、と思っていた時期もあったけど、小回りが効いてタフでメンテナンスフリー、ってことを考えると結局スーパーカブがいちばん似合ってるかもしれない。思えば、バイク免許を取ってはじめて乗ったのが。父親が使っていたカブだった。貧乏大学生時代はずっとそのカブで通学していたのだ。あれからン十年、もういちどスーパーカブに回帰するのも悪くはないかも…そうなると高速道路は乗れないから、長距離ツーリングはあきらめなきゃなんないんだけどね。