冬の五輪

冬季オリンピックはもともと日本選手への期待があまりないからか、毎度地味なはずなんだけど、その割には民放がやたらはしゃいでる気がする。気のせいではなく、未だに長野ボケしているだけなんだろうと思うが。それにしても、二言目には「メダル」と言う連中は何とかならんものか。んなもの、そう簡単に獲れてたまるか。
アメリカのスポーツ・イラストレイテッド紙だったか、日本はメダル2個と予想してるらしいけど、まあ現実的なところでしょう。私も1〜3の間だと予想。甘めにいって「銀1、銅2」でどうかな。
 
 
とりあえずオリンピック好き、ではある。
ただし、夏はあまり見ない。冬は大好き。純粋に速さを競う競技ではなく、もっぱら採点競技が好み…というのは、もしかして相当ひねくれてるんだろうか?<自分
 
それにしても競技開始早々、スノボ日本人全員予選落ちだのノーマルヒルジャンプで失格騒ぎだの、新聞やテレビなどメディアの意気が上がらないことといったら(笑)。
ま、バカ騒ぎするよりかはマシなんだが、日本の場合は注目度の低さがそのまま競技の衰退につながりかねないからなあ。つまり、勝てない→メディア受けしない→スポンサーがつかない→選手強化できない→勝てない…のバッド・ループにハマってしまう、と。
まあ、長野の直後だって視聴率は良かったわりに、ゲレンデに人が溢れたとかウインタースポーツが盛んになったとか、そういう効果はあまりなかったらしいから、競技人口とメディアの注目度には、実はさほど関係ないんだろうな。
それよりもたぶん、関係者からすればやはりカネづるを失うかもしれないってことの方が大問題だろうなと思う。冬のスポーツって道具に対する研究・開発費だけでも相当な資金が必要で、それを全部スポーツ用具メーカーだけに負担をかけるのも限度があるだろうし。とにかく冬は夏に比べて何かとカネのかかる種目が多いのだ。
そんなもんスポーツじゃねえとかアマチュア精神がどうのとか、そういうことはとりあえず措く。現実問題として、いま五輪で勝とうと思ったら、水泳や陸上のスター選手みたく専属チームを作ってしまうくらいでないと、絶対無理なのだろう。もちろん、そこまでやっても必ず獲れるとは限らないんだけど、そうでもしないとまず同じ土俵にすら立てないというか。
「史上最強」とまで騒がれているフィギュア女子ですら、やりたくともそこまでできなかったのが実状だろう。ここまでの動きを眺めていると、なんだか強化費用を稼がなきゃならないために、連盟がまんまと広告代理店の罠に填ってしまったような気がしてならないのであります。…って、今頃ナニ寝言書いてんだバーロ、ですが。
 
ま、会期はまだ10日以上残ってるし。フィギュアはもちろん楽しみだけど、他の競技もできるだけたくさん見るつもり。別に日本選手だけを応援しているワケでもないし、それよりもこういう機会でないと見られない試合がたくさん見られるのが何より嬉しいのだ。
故に、私のブログ更新頻度は、しばらくのあいだ極端に落ちそうであります。
 
…つーか、日本選手の出場しない種目もきちんと放映してくれよぉ〜