えっ、みゅーず閉店!?

tongariyama2006-05-09

名曲喫茶「みゅーず」が閉店
中京 52年の歴史も時代に押され
 京都を代表する名曲喫茶の1つ「みゅーず」(京都市中京区木屋町四条上ル)が8日、閉店した。本格的なオーディオ装置と豊富なクラシックのコレクションを誇った老舗だったが、周辺環境の変化で客が減るなど、時代の波に押され、52年の歴史にひっそりと幕を下ろした。
 「みゅーず」は1954年、現在の経営者荒木健保さん(57)の父親が開業した。オーディオ装置やレコードが高価な時代に数百枚のクラシックレコードと本格アンプ、大型スピーカーで名曲を鑑賞でき、多くの人が来店。高瀬川沿いに立つ赤い切り妻屋根や、れんがで装飾された壁、ステンドグラスの飾り窓なども客をひきつけた。
 しかし、近年、木屋町周辺で飲食店の業態が急激に変化。近くの河原町通でも、老舗書店の丸善が撤退するなど環境が変わり、夕方から夜にかけての客が減少し続けたことから、昨年11月ごろに閉店を決意したという。
 25年前から通っているという市内の男性会社員は「閉店と聞き、驚いた。このあたりも様子が随分変わっていくので寂しい」と話した。建物は今後、飲食店として賃貸される。荒木さんは「以前は丸善で買った本をうちの店でコーヒーを飲みながら読む人も多かった。親しんでくれたお客さんには申し訳ないが、経営に行き詰まったわけではなく、そろそろ店を止める時がきたかな、という思い」と淡々と語っていた。

うあああああ、知らなかった… > <
…長い間、ご苦労様でした。くすん。