:寄贈とか

コレクターでもないのでたいした量ではないけれど、それでも長年の趣味で、それなりに珍しいCDや漫画本をいくつか持っている。最近よく考えるのが、これ、自分が死んだらどうしよう。


いくら珍しいものといっても価値を判断できる人間がそこにいなければ、まず間違いなくゴミとして捨てられてしまうものばかりだろう。そうなる前に、自分でどこかに寄贈とかできないか。もちろん、明日とつぜん、不慮の事故に遭ってしまえば「そうなる前に」もナニもないんだけど。
漫画(サンペやスタインバーグなどの外国漫画が中心)はたとえば京都国際マンガミュージアムあたりが受け取ってくれたら嬉しい。規定はあるにせよいちおう寄贈受付はしているみたいだ。ふつうの国産コミックスの大半はたぶんここでも拒否されるかもしれないので、そうなるとブックオフに投げ捨て(投げ売り、のさらに下のイメージ)かなあ。小説など一般書籍なんかはそもそも買ってくれないし。
大量の展覧会図録も困ったものだ。こういうのをまとめて引き取ってくれる書店とかあったらいいんだが。CDは…前に引っ越しするときにLPレコードとかをまとめて売ったところがあるので、まあ同じところでいいか。服は…古着として価値があるようなブランドものは一切持ってないのでゴミ扱いでいいや。
そだ、肝心のパソコンとハードディスクはどうしよう。自分の死期を悟ってから一日くらいの猶予があるなら、初期化するなりなんなりできるかもしれないけど、現実にはそうもいかないだろうしなあ。


結局は、人間いつ死んでもいいように、身辺は常に整理しておけ、という昔ながらの教えの通りなんだけど、なかなかそうもいかないのも人間で。ただ、頭のどこかにこういうことwp意識はしておくに越したことはないはずだ。今週末、まずは本棚の整理からはじめてみるか…(とか書きながら、実際はただぼんやりとした休日を過ごすだけだったりするのだが)