また夢の話

定期的に同じシチュエーションの夢を見る、というのは確か以前にも書いた。昨日見た夢はお久しぶりの「学校もの」だった。
設定としてはこう。自分はとある大学の一回生だ。ただ、社会人として普通に仕事をしているので、当然、学校になんて行ってられない。そもそもなんで入学したのかさっぱりわからない。
まあそれでもとにかく学校にいる。滅多に来ないからまず自分の行くべき教室がどこにあるかわからない。もちろん教科書もノートも持ってない。イヤだなあと思ってるうちに目が覚める。
別の日に見る夢は、学校内をうろうろしている。目的の階に行きたいのだが全くたどり着けない。上級生のたむろする教室や部室にばかり行き当たり、そこから抜け出せない。どうしたものか、というところで目が覚める。
昨夜は上二つの複合技だった。自分が学生であることすら忘れているので、退学なりなんなりすればいいのだが(授業料がもったいない!)それができずに、当然出席日数も足りないし試験だって受けてないので進級できるはずもない。おまけに学校に全く行ってないから建物の構造がいまだに把握できておらず、いつものように学内で迷子になる。オレなんでここにいるんだろ、早く帰って出張の準備しなきゃならんのに、などと思っている。学内に友達はおろか知り合いもいない。場違い感もはなはだしいのだが、どういうわけか学生であること自体には疑問を持っていない風なのだ。来年こそはなんとかやりくりしてもう少し学校に来よう、などと考えてる。


夢判断とか興味がないのでアレだが、まあ心理学的にはきっといろいろ意味はあるのだろう。つーか意味とか別に知りたくない。自分的には「毎度おなじみの場所」「毎度おなじみのシチュエーション」がむしろ懐かしさを感じるほどなので(あ、またこの夢に出会えた☆って感じ)ヘンに分析だの理屈づけなどしてその後二度と見られなくなる方がよっぽどイヤだ。
ただ夢の中の「いつまでたってもどこにも辿り着けない」状況はちょっとへこむ。わたしが見る夢は多少シチュエーションが違っても必ずといっていいくらい「移動中なのに目的地に着けず同じ所を堂々巡り」なパターンばかりなので、いいかげんうんざりしている(というか飽きてる)のだけど。かといって目的地に着いた夢ってのがいまさら想像できない。もしかしたらそんな夢を見たとたんリアル寿命が尽きてしまう、ってことはないだろうな。がくがくぶるぶる。