やっぱり実感はないぞ

大都市圏での景気の改善目立つ=日銀地域経済報告
 [東京 18日 ロイター] 日銀は4月の地域経済報告で各支店からの景気報告をとりまとめ、大都市圏での景気改善が目立つほか、その他地域でも回復方向への動きが続くなど、足元の景気は着実に回復を続けているとした。ただ、依然として地域間の格差が見られているとの判断を示した。上方修正したのは北陸、関東甲信越、東海、近畿の4地域。その他の5地域では横ばいだった。
 18日からの支店長会議での報告をとりまとめた「地域経済報告」によると、「多くの地域で、いち早く増加している設備投資に続き、雇用情勢の改善を通じ、個人消費や住宅投資について、比較的明るめの報告が聞かれている」としている。また、このように企業部門から家計部門への波及が徐々にはっきりとしてくる中で、生産の増加がより明確になっているなど「全体として、景気回復の動きが着実なものとなってきている」と判断している。ただ、北海道や四国などの地方圏が「緩やかな持ち直しの動き」にとどまる一方で、東海や近畿が「拡大」となるなど、「依然として地域間の格差がみられている」という。
 なお、1月の支店長会議時と比べると、総括判断は、4地域(北陸、関東甲信越、東海、近畿)で、前回に引き続きやや上方修正している。また、その他の5地域では前回に上方修正した後、今回その総括判断は維持しつつも、雇用情勢の改善やそのもとでの個人消費さらには生産の改善を報告している地域が多い。
 日銀幹部は、3月に量的緩和を解除したことの影響について「まだ解除から1カ月しかたっておらず、今回の支店からの報告では特に大きな変化は見られてない。金融面からの影響としては、従来のパターンでは設備投資や住宅投資への影響が考えられるが、今はまだこうした面の影響は聞かれない」と報告した。
 また、前回は全地域で景気判断が上方修正されたが、今回は地域間格差があることについて、「地域間での水準は違うものの、改善のスピードの差は広がっていない。そのため、大都市での改善が目立つが、格差が広がっているというわけではない」との見方を示した。

いちおうその4地域の中の住人ではあるんだが、どーもそーゆーコトからは蚊帳の外つーかどこの世界のお話なのというか。
ま、一応クリップしておく。